今年もバンジーに猫のワクチン接種の案内がきた。

それと一緒にニャンドックの案内もきた。

ニャンドックを受けるには朝食を抜いて受診しなければならず、食事がなによりも好きなバンジーにとってはとても辛い検査になるだろう。

自分だけご飯がもらえない事と、空腹過ぎて吐き気をもよおすほどのストレスで千代に相当な八つ当たりをすることが予想される。連れて行く道中、待合室でのストレスを考えると「ニャンドック」がはたして有益なのかどうか迷う。

本当にバンジーが長生きするために必要なのか、年一回のワクチンだけでいいのではないか……。

バンジーのニャンドックより、未だにさわれない千代を病院に連れていき、ワクチンを接種させる方が大事な気がする。